Beyond2023(2023年12月29日)出場レポート 20.7km途中棄権

Beyond2023(2023年12月29日)出場レポート 20.7km途中棄権

フルマラソン初の途中棄権

2023年末の12月29日、「世界一自己ベスト更新率の高いレースを作る」を掲げるBeyond2023に出場した。結果は20.7kmで途中棄権。12月後半の練習時から原因はよくわからないのだが、レースペースで走行するとすぐに呼吸が苦しくなる症状に陥ってしまい、体調を回復できないまま不安な気持ちでレースに挑んが悪い予感が的中した。大会自体は自己ベスト更新を強力に後押ししてくれる内容の濃い素晴らしい大会であり、来年以降もいずれかのカテゴリーに挑戦したいと思えるような感動的な運営だった。つくばマラソンから約1か月でのフルマラソン出場となったが、この1か月間の調整状況やBeyondの模様などをまとめた。

Beyond2023までの1か月間の練習について

11月26日(日)のつくばマラソンから約1か月後にフルマラソンとなるが、2016年の1-2-3月の3か月連続出走以来、約8年ぶりの連続月でのマラソン出走となる。走り慣れている人からすれば、問題なく調整できるぐらいの期間が確保できていると思うのだが、数年ぶりの連続マラソンということと、今回はサブ3を明確に目標としているため調整には気を使った。疲れを取らないといけないし、今更走りこめるほどの期間はない。かといって、走りなさすぎもよくない。つくば後の3日間は全く走らない完全休養として、11月30日(木)から練習を再開した。

12月に入り最初の土曜日に1kmインターバル走*5本(レスト2分)、日曜日に20kmジョグで体の状態を確認した。土曜日の1kmインターバル走は3分40秒/km前後で走ることができ、思っていたよりも1週間で疲れが抜けていると判断し、12月4日(月)からフルマラソン向けの調整練習を再スタートした。この日が故小出監督の100日プランの66日目にあたる。12月3日週や翌12月10日週に実施した10kmペース走では40分を少し超える程度で走ることができており、つくばでは脚が先にやられてしまったが、今シーズンに一度フルマラソンを走っているので月末のBeyondは期待できそうな感じになってきた。

ところがである。12月16日(土)(約2週間前)に4分30秒/km前後のペースで20kmを流したものの呼吸が苦しい。そして、12月19日(火)に4分/kmで10kmのペース走を行ったのだが、非常に呼吸が苦しく4km程度しかこのペースで走ることができない。たまたま体調が悪かったのだろうと思い、再度12月23日(土)にもう一度同じペース走を試みたのだが、この時も4km付近で呼吸が苦しくなりペースを維持できない。早めのペースに少しでも慣れておかないといけないため、大会3日前の12月26日(火)にもサブ3ペースで数km走ってみたのだが、やはり呼吸が苦しくてこの時も3kmぐらいでペースダウンしてしまう。なぜこんなに呼吸がすぐに苦しくなるのか。原因はよくわからないし、今頃になって11月末のつくばマラソンの疲れが出てきたとも思えず、非常に不安な気持ちでBeyondに臨まないといけなくなってしまった。

もう一つの懸念

ここからはあまりきれいな話ではなくなるのだが、12月20日過ぎごろだったと思うが血便がでた。以前、少し痔の症状がみられるという診断を受けた経験があり、今回もそれと同様の症状だろうと考えていたのだが、週明け12月26日になって血便の状態がひどくなった。翌日も同様の血便。2023年の5月頃にもひどい血便が出てしまったことがあるのだが、3月に大腸内視鏡検査を受診したときの結果は問題なしだったため、大腸がんではなさそうだし、たまたま食事が良くなかったのか、あるいは痔の症状による影響だろうと放置していた。今回、12月になり再び血便の症状がひどくなって便自体に血が混ざっているように見えるし、「もしかして大腸がんになってたらどうしよう」とかなりの不安感が襲ってきた。ちょうど1年ぐらい前に身近な人が大腸がんと診断され大腸の一部摘出手術を受けていたため、もしかして自分も同じ病気ではと心配になる。

翌日12月26日に消化器内科を受診し、血便の写真(気になったのでスマートフォンで撮影していた)や3月時の大腸内視鏡検査の結果を持って医師と相談した。医師の見解は以下の通りだった。

  • 大腸内視鏡検査が問題なく実施されたとして結果を信じるならば、数か月でこのような出血を伴うような大腸がんができる可能性は低い。ゼロとは言えないが。
  • (写真を見て)血便や便器への広がり状況からすると、大腸がんが原因のときはこのように出血が広範囲に広がることはあまり見られないから、がんではないと思うが、、、。

2024年3月に次の人間ドックを予定していることを伝えると、「その時の内視鏡検査で診てもらう感じででもよさそうだけど、心配でしょうから一度見ておきますか」となり、年末は検査スケジュールに余裕があるということで、翌日に急遽、大腸検査を実施することになった。マラソン大会直前なのでしっかり栄養のある食事を取らないといけないのだが、とても心配でそんなことは言ってられない。12月27日夜は肉じゃがのジャガイモだけと豆腐という消化の良い食事となり、28日は朝から下剤を服用し、午後に内視鏡検査を行った。

検査の結果は、血便は痔の症状がひどくなっていることが原因で、大腸自体はポリープも無しで問題なく、がんではないから安心してくださいとのこと。スポーツしても問題は無く、しばらくこのまま様子を見つつ、ひどい出血が続くようであれば、大腸・肛門科の先生に診てもらいましょうとなった。大腸がんではなかったことでずいぶん気分的にも楽になった。検査日は16時まで食事を取らないで下さいと言われたため、結局この日は夕食のみ。帰宅後急いで翌日の準備を行った。そんなマラソン大会前日を過ごした。

つくばマラソンからBeyond2023までの体重・体調の経緯。おおよそではあるがグリーンの部分は調子が良くなってきたぞ、と感じた期間。一方でピンクのところは、少しペースを上げると呼吸が苦しくなり5km程度でもペースを維持して走ることができなくなってしまった期間。前日は大腸内視鏡検査のため、体重はがた落ち。(クリックで拡大)

Beyondってどんな大会?

12月中旬ごろに大会を主催するRUNNING SCIENCE RABからゼッケンやプログラムなど一式が送付されてきた。

これまで出場した大会は封筒で送付されてきたが、今回は箱で送られてきた。
梱包されていたもの一式。ゼッケン、参加賞のTシャツ、駐車場や手荷物預け関係、大会プログラム、スポンサー関連のものがいくつか。
ゼッケンはエントリー時に申請したニックネームが印刷されていた。特別感ありありで感動。ゼッケンに取り付けてある青いものが計測チップ。シューズに取り付けるのではなく、このようなタイプは初めてだ。
参加賞のTシャツ。裏はプリント無し。
大会案内・表。(クリックで拡大)
大会案内・裏。イラストのように自動車のテストコースを7周走る非常にユニークな大会。高度差ゼロメートル!(クリックで拡大)

大会当日

自宅から会場まで車で移動するのだが、Googleマップで調べてみると混雑状況にもよるが2時間以上は移動時間を見ておいたほうがよさそうだった。8時30分から9時ぐらいまでには会場に到着したいため、6時には自宅を出発したほうがよさそうだ。遅くとも5時30分ごろには起床する必要があることから、前日は早々と21時ごろには就寝。だが、夜中の2時ぐらいにいったん目が覚めてしまい、そこから熟睡できないまま(多少は眠れているのだが)朝を迎えてしまう。

当日は、5時30分に起床、体重は57.65㎏。大腸検査の影響もありつくばマラソン時と比較して2㎏の減。体重が減ったのはうれしいが、直前の食事状況が良くないため体調面での不安はある。6時前には食事は終わり、準備をして6時15分に自宅を出発した。出発が少し遅れたが問題ない範囲。

大会当日の朝食。ずっとこのパターンが続いている。ごはん/梅干し、焼鮭、みそ汁、ヨーグルト、オレンジジュース。串団子は1本だけ食べる。
出走時のウェア。気温が低かったり強風で寒く感じそうなときはアームウォーマーを利用する。カーフ(ふくらはぎ用)サポーターは無くても走れそうな気はするのだが、心配なので毎回着用している。ソックスはアシックスのPRO-PAD、少し厚手のソックスだがおすすめ。Tシャツは3レース目、そろそろ別のものに変えたいところ。(クリックで拡大)

6時55分に守谷SAに到着し、1回目のトイレ大。トイレ混雑はなかった。ここはつくばマラソンの時も立ち寄るSAだ。7時40分に友部SAに到着。ここで2回目の大。トイレは10名程度並んでおり待ち時間が発生。便はあまり出なかった。8時20分に会場となる日本自動車研究所 城里テストセンターへ到着。到着時刻も計画通り。早めに到着できたので、コース付近まで歩いて行って写真撮影を行った。スタート時刻は10時30分、私が出走するGブロックは10時37分スタートであり約2時間あるため、撮影後にカステラ3切れとアップルジュース200mLを摂取。

10時からランナー整列開始のため、クロークに荷物を預けてスタートブロックに向かう。Gブロックの中では準備が早かったようで最前列・ペーサーのすぐ後ろでの位置取りになった。固まって一定ペースで走るため、位置はあまり関係ないのだが、前のほうになったこともあり自然と気合が入る。

走る前に撮影したコースの写真をいくつかご紹介。

日本自動車研究所 城里テストセンターの様子。北側(クリックで拡大)
こちらは南側。ただただ、広い!(クリックで拡大)

走行コースまで移動すると、、、。

北側。まさに、Car Graphicの世界!(クリックで拡大)
南側。写真右側の白線のあたりを走る。(クリックで拡大)
右がスタートゲート、左がゴールゲート。距離調整のため、最初の約2kmは反対方向に走る。(クリックで拡大)
スタートブロックまで移動。自由に撮影させていただいた。(クリックで拡大)
まだまだ準備が続いている。(クリックで拡大)
ビジョンカー。スタート前は昨年のレース模様が映されていた。レース中はF1 Beyond(ガチの順位走)の状況が流されていた。(クリックで拡大)
スポンサーブース。アシックスは無償でMetaspeedシリーズの貸し出しを行っていた。(クリックで拡大)
懲りずにもう一度コースへ。(クリックで拡大)
何度見てもリアルCar Graphic!コーナー部分はバンクが付いている(クリックで拡大)
スタッフの方に撮影していただいた。
売店。有名なYou Tuberと関連するグッズがいくつか。(クリックで拡大)
8時40分ごろのクローク(荷物預け場所)。まだガラガラ。
車、バスの台数が増えてきて、続々とランナー、関係者が到着する。(クリックで拡大)
ゲストのトークで盛り上げていく。(クリックで拡大)

レースの模様

会場に到着したときにはあまり風はなさそうだったのだが、時間とともに少しずつ風が強くなりつつあった。天気予報では14-15度ぐらいまで気温が上がりそうということで、風もあるため暑いか寒いか微妙なコンディション。いつものように防寒用のビニールをかぶってスタート地点まで行ったのだが、全然寒い感じがせず、逆に暑いぐらいだったためビニールはスタート前に早々と脱ぎ捨てた(もちろんゴミ箱に)。

スタート前にペーサーの方からランナーへ声かけが始まる。4分10秒から15秒/kmぐらいを目安にペースを作っていくこと、風があるためペーサーを風よけに使ってほしいこと、自分を信じでペーサーに着いてきてほしいこと等々。みんな、「ウォー!!」って感じで気分も盛り上がる。

10時30分にF1 Beyondがスタート、1分ごとにカテゴリーAから順次スタートする。そして、10時37分にBreaking 3ことサブ3を目指すGブロックがスタートする。

私が出走したのはサブ3を目指すGブロック。最も出場選手の多いカテゴリーで(1)(2)(3)の3ブロックあり、約150名がサブ3を目指して出走した。図はブロック1つ分のイメージ。このように5名ほどのペーサーが先頭を引っ張り、後ろをランナーが付いていくスタイルとなる。ペーサーが風よけになってくれて非常にありがたい。(クリックで拡大)

スタート - 5km

最初の約2kmは反対方向へ走る。マラソン大会のスタート直後は毎回大渋滞になるのだが、Beyondではスタート直後から設定ペースでの巡行状態に入り、前と突っかかるようなことがない。これはいい。2km過ぎで唯一の折り返しポイントがあるのだが、この部分だけバンクが付いている路面を少しだけ走ることになり変な感じになるのだが、これ以外はすべてがフラット。体はスタート直後から練習時と同様の呼吸の苦しさをいきなり感じるようになり、早くも2、3km地点でつらくなってきた。4分10秒/kmの設定どおりのペースで引っ張ってくれるのだが、最初からついていくのがやっとの状態になってしまった。全く余裕がない。すでに、5kmぐらいでいっぱいいっぱいになった。

6 - 10km

7km地点で1回目の給水と1回目のアミノバイタル摂取。ペーサーの方がペットボトルの水を取り「給水できなかった人いませんか?」と声かけフォローしてくれる。なんて至れり尽くせりなんだと感動。私の位置取りはスタート後からペーサーのすぐ後ろで走れているのだが、本来もっと余裕で着いていけていないといけないのに、とにかく呼吸が苦しい。

11 - 15km

こうなるといろんなことが気になり始めて、足裏が少ししびれるような感覚も出てくる。靴紐を強く締めすぎたのか。いやスタート直後はもう少しきつく締めればよかったと、ゆるゆるに感じていたぐらいなので、思考がネガティブ方向へ振れていく。周回コースのため同じ位置となる14km地点で2回目の給水とアミノバイタル摂取。ちなみに、今回はスポーツようかんは持参せず、アミノバイタル5つで走りきる計画だった。

16 - 20km

15km過ぎぐらいでさらにつらくなってきて、確実にこのペースでは走りきれないなと悟る。位置取りも最前列から2列目、3列目へと少しずつ下がっていく。そして18kmぐらいで集団についていけなくなる。集団の後ろにもサポートしてくれるペーサーの方がいらっしゃったようで「まだ貯金ありますから、この位置取りで頑張りましょう」と声かけてくれるが、呼吸が苦しくてどうしようもなく、ついていけない。股関節も痛みだす。

20km過ぎ

徐々にペーサーの背中が遠くなり完全に集団から離れてしまう。このまま走って4時間以内で完走することはできたと思うのだが、自分にとっては単に完走を目指す大会ではないし、この苦しさを考慮すると今回は無理して走らないほうが賢明だと考え、ゴール地点を通り過ぎたところでリタイアした。距離にして20.7km。大会関係者に「すみません、リタイアします」と告げて計測チップを回収してもらう。せっかく大会を準備してくれた関係者の皆様に申し訳ないやら、まともに走れず2023年もサブ3達成できなかった自分に情けないやらで、罪悪感さえ感じてしまった。周りにはリタイアしているランナーが見当たらず、早々とリタイアした自分がさらに恥ずかしく情けなくなってくる。

20kmでリタイア後。フル完走後のTシャツはこぼれたドリンクや汗などでゼッケンがよれよれになるのだが、今回はパリッとピカピカの状態。

リタイア後の様子

早々とリタイアしてしまったのだが、すぐには帰路に就かずにF1 Beyondや自分が走っていたブロックのゴールを見届けて帰ることにした。時間的に余裕があったこともあり、川内選手や神野選手を見ることもできた。

ビジョンカーではF1 Beyondの先頭争いの状況が流されていた。
F1 Beyondのペーサーとして先頭を引っ張った川内選手と貴重なツーショット(左側は私!)。走った直後でとても疲れているはずなのに、いやな表情一つも見せずにたくさんの方からの撮影に順次応じてくれていた。川内選手の脚は、いや脚だけでなく腕や全身が筋肉質で引き締まっている感じがすごかった。(クリックで拡大)
アシックスブースでの撮影の様子。右側はアシックス公式サイトでもおなじみのアシックスジャパンの小林さんだと思う。(クリックで拡大)
神野大地選手も応援。神野選手もにこやかにサインに応じていて、とても心優しい雰囲気がにじみ出ていた。(クリックで拡大)
F1 beyondゴールシーン。川内選手はトップの選手がゴールするときに自身が映像に入らないように気を使って遅れてゴールしていた。(クリックで動画再生)
出走ブロックG(1)ゴールシーン。50人ぐらいでスタートしていたので、だいぶばらけている。MCの岡田さんが一人一人声がけしてくれていた。このブロックでゴールしたかった・・・。(クリックで動画再生)

データで振り返るBeyond2023

途中棄権のためデータは参考にならないのだが、いつものように整理した。

ラップタイム。4分10秒/kmで流すことを目的としているため、このラップから遅れだすと、ペーサーに着いていけなくなる。17、18km付近から離れだし、19kmと20kmのラップはサブ3ペースを守れなくなっている。21kmに至ることなくリタイア。
立ち止まることはなかったため、グラフがスパイク状になることはないのだが、それも20kmでリタイアしているから現れなかっただけ。
ラップタイム詳細。GPS計測距離は走っているうちにずれてくるのだが、それを差し引いてもペーサーの4分10秒/kmでの定速ラップは素晴らしかった。(クリックで拡大)
EPSON Viewの地図データ。自動車テストコースの様子がなんとなくわかってもらえると思う。(クリックで拡大)
Webサイトで公開のリザルト速報版。ハーフにも到達していない。(クリックで拡大)

当日、beyond2023のサイトで速報リザルトが公開され、

  • 参加者822名の内、完走者634名。自己ベスト更新者は324名。
  • 参加者に対しての自己ベスト更新率は39.4%(昨年40.2%)。
  • 完走者に対しての自己ベスト更新率は51.1%(昨年44.1%)。

となっており、完走者の半数以上が自己ベスト更新という驚異の結果を残していたことが掲載されていた。私自身は、12月前半から中盤にかけてはBeyondでサブ3達成ができそうなコンディションに持っていくことができ、2023年をいい形で締めくくれると考えていたのだが、12月後半からの謎の体調不良の影響は大きく、非常に残念な2023年のランニングとなってしまった。

結局、体調不良の原因は何だったのか、少し考えてみた。

  • 痔の出血による貧血気味の体調?。知人が過去に痔と診断されたときに、出血によって貧血気味になり、少しの運動でも息切れすることがあると医師から言われたことがあるそうだ。同じような症状ではあるものの、私の場合、貧血になるほど出血していたのかは、判断が難しい。
  • 今回もダイエットの失敗?。減量のために昼食を軽めにするなど、日ごろからの栄養不足が最後に悪影響を及ばしてしまった可能性。
  • 前日の大腸内視鏡検査のため、水曜日の夜から木曜日の夕方まで食事がほとんどできなかった点。レース時にスタート直後から空腹感があったのは事実だが、しかし、これは12月後半の練習時点での息切れとは結び付かない。

明確な息切れの原因や思い当たる事象がないため(風邪をひいていたわけではない)、このままサブ3を狙えるようなペースで走ることができないんじゃないかと、かなり心配になってきている。いつもなら、まだまだサブ3あきらめないぞ、と締めくくれるのだが、今回ばかりは本当に心配だし弱気になってしまっている。

かつやへGo

マラソン完走はしていないものの、1か月間ハイカロリーの食べ物を我慢してきたご褒美として、かつやのかつ丼を食べたいと思い城里テストセンターを出発前にネットで付近のかつやを検索、約10km遠方に「かつや 水戸袴塚店」を見つけた。約20分ほどで店舗に到着。今回は、かつ丼ではなくカツカレーをいただいた。

かつ丼とカツカレーで悩んだのだが、今回はカツカレーで。

次戦に向けて

次は2024年3月17日(日)開催の板橋Cityマラソンを予定している。東京マラソンが落選した場合に備えてエントリーしておいたのだが、落選により実際に走ることになった。荒川河川敷を往復するコースで風景がほとんど変化しないことからメンタル的にきついとも言われている(らしい)。少し気がかりなのは、荒川に沿って吹き荒れる北風・南風の状況。葛西臨海公園に向けてランニングするときに荒川沿いを走るのだが、風が強くなると周りに障害物が全くないため、もろに向かい風・追い風になってしまう。もちろん、雨も避けてほしい。今の自分の走力・体調だと相当コンディションがそろわない限りはサブ3は達成できなさそう。そろそろ、いい加減、サブ3達成しないと2024年7月には53歳を迎えてしまう。Runnetによると50歳代でのサブ3はマラソン出走者のわずか0.数%とのことで、条件的にますます厳しくなってくる。

年明けすぐには板橋Cityマラソンに向けた走り込み練習を開始するのだが、1月の初回の4分/kmでの10kmペース走がどのような結果になるのかである程度の状態が見えてくると思う。12月後半に感じた呼吸の苦しさが一過性のものだったのか、まだ続いているのか、または体力的に限界が見え始めているのか。サブ3達成しないまま人生を終えたくはないのだが、今回ばかりは弱気で不安な状態のまま年越しとなってしまった。

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