長男の学習机シリーズ第3弾 デスクワゴン(2017年9月)

長男の学習机シリーズ第3弾 デスクワゴン(2017年9月)

3年半、よく我慢してくれました

長男の学習机完成から約3年半が経った。長男はすでに小学校4年になっており、その間、デスク下の引き出し収納がないまま、日々勉学に励んでいる(と思う)。いい加減、作ってあげないといけないのだが、一度、長女の時に作っていることから、同じようなものを作ることに対してモチベーションがいまいち盛り上がらないことと、作ったら作ったで、複雑な作業が多くてそれなりに時間がかかってしまうため、敬遠してしまっていた。これじゃいけないと発奮し、お盆休みや連休なども活用して一気に作ることにした。

before / after

小学生になったのに引き出しがないということで、使わなくなっていたプラスチックケースを持ってきて「すぐにワゴン作ってあげるから、とりあえずこれ使っておいて」と渡したのが始まりだった。あれからもう3年半近く、文句も言わずによく堪えてくれた。

before:使わなくなったプラスチックケースを学習用に代用していた。
after:今回完成したデスクワゴン。ものすごい、before/afterの違い。

それでは、上記のデスクワゴンの製作記録を。

基本構想・設計

以前、長女版のデスクワゴンを製作していることもあり、基本的な構造や利用する部材などのイメージはできている。長男は小学4年になっているため、学習机の天板も最下段ではなく少し位置が高くなっている。その学習机下に入るワゴンを長女のときのワゴンをベースに再設計したところ、薄型の引き出しを1段追加できるようになっていた。長女の時は小1/大1の2段引き出し構成だったのだが、長男の時は小2/大1の3段引き出し構成にできた。

下図はその詳細設計図。このままだと文字やラインが小さすぎて何が何だかわかりづらいのだが、A3 x 4枚構成でのポスター形式での印刷にしてつなぎ合わせて、仮想A1ぐらいの設計図として、それを見ながら作業を進めた。(詳細設計図はクリックで拡大表示されます)

詳細設計図

材料を調達する

木材はほとんどの部分をタモ集成材にしており、天板と引き出し前板は見た目重視でタモ無垢材にした。その他、細かいところにウォールナットを併用した。引き出しはコストダウンのため近所のホームセンターでパイン集成材を購入、その他MDFボードなども同じホームセンターで購入した。

スライドレールは設計時に想定していたもの(長女のワゴンの時に購入したもの)がネット通販で購入できなくなっていた。そのため、予定していたものとは別のスライドレールを探し(今回はYahoo!ショッピング)、それにあわせて設計書も修正している。キャスター、シリンダー錠はモノタロウで購入した。この2つは前回の時と同じだ。

側板の加工

ワゴンの外回り、いわゆる本体部分から製作を始める。

引き出しの側板になる板たちを並べてみた。赤い矢印を重ねている板を上下に移動させることでワゴン天板の昇降機能を実現する。動きが良くなるように両端は0.5mm程度のすき間ができるように調整する。
先ほどの写真の上側に見えていた部分。ダボ結合とした。
左右同じものを作らないといけないため、上中下の位置で幅広の板で側板部分を挟み込んで、クランプで圧着する。こうすることでダボ結合した板どうしの平面をフラットにそろえることができる。この状態で一晩ほど寝かす。
接着したあと。この面は外側。
こちらは、内側の面。白矢印の溝は底板を大入れ継ぎで接合するための溝でトリマー+ストレートビットで加工した。上側の赤丸部分はフロント側でアクセントになればいいかなと赤い色の木(樹種は忘れた)を埋め込んだ。あとから思えば、普段見えない部分なのでこれはなくてもよかったかも。
これがそのアクセントになる部分。はみ出している部分はカットする。
背面側のMDFボードを入れる溝を加工した後。本当はこの埋木をしなくてもよいように大入れ継ぎ加工の時に考慮すればよかったのだが、トリマービットを途中で止めることなく、端まで切り欠いてしまったため埋木で整えた。

天板と底板の加工

ワゴン自体が、2回目の製作になるため、基本的には前回と同様の工程を繰り返す。まずはワゴン底面から加工する。

一番下側の大きな引き出しを引き出したときに、ワゴンが傾かないようにするために、引き出し側にもキャスターを取り付ける。その台座の部分をワゴン本体の底面から切り出す。電動ジグソーなどがないため、4mmのルータビットを使って少しずつ削る。説明が分かりづらいが、後の方で「あ、これか」ってわかるかと思う。
板に貫通する切り欠きを加工できたら、その両端より若干狭いぐらいのところを鋸を使って切り取る。切り取った部材も使うため、雑な作業はできない。
その後、写真の矢印の位置のところをルータビットで少し広げて、切り取った板がぶつからないように両端5mmぐらいのスペースを作る。

次にワゴン本体の天板側を加工する。(昇降天板側ではない)

こちらはワゴン本体の天板側の加工。ワゴン本体をデスク下から引っ張り出すときに手を引っ掛ける部分が必要となるため、U溝ビットを使ってトリマーで加工する。直線部分はフェンスを使った。
フロント側はこれまたアクセントになればと言うことで、ウォルナットの角材をダボ接合する。この角材の幅(奥行にあたる部分)は20mmであり、引き出しの前板と一致する。
クランプで圧着。飛び出している矢印の部分は、ワゴン本体の側板の厚さ20mmと同じになるように最後に現物と位置合わせを行って余剰分を切り取る。
こちらはワゴンの昇降天板。フロント側を学習机を同じになるように、その上面側を斜めに加工する。ルーターテーブル+45度の角面ビットを利用した。

引き出し関係の加工

ルータテーブルを使った作業を行っていたことから、ワゴン本体を組み立てる前に、ルーターテーブルを利用する作業を継続した。作業場がかなり狭いので、ルーターテーブルや集塵機のセッティング、飛び散った廃材の清掃などがかなり大変なため、同じような工程はまとまって実施したい。(本当に作業場は狭く、幅90mm、奥行1500mmぐらいのスペースが私の工房となっている。いつの日か、別途紹介したい)

引き出し前板の手を入れる部分を加工する。数字は引き出しの「1,2,3段目」を表す。U溝ビットで写真のような溝を加工した後、写真の白四角部分のみをストレートビットで切り取ることで、引き出しの前板となる。これにより、フロント面に取手などの突起物を不要にできる。
ワゴン本体天板の裏側にシリンダー鍵を引っ掛ける部分を加工する。写真のステンレスの板が面から飛び出さないように1mm程度掘り込む。また鍵のロックが入る部分をストレートビットで加工する。
このように鍵パーツが埋まる。
引き出しの前部分。シリンダー鍵の位置を確認した後、四角い部分はボール盤+8mmのフォスナービットで地道に加工する。前板の厚さとシリンダー錠の長さを考慮して、加工する。円形の部分はシリンダー錠に合わせて22mmの穴を開ける。
前板も同じように22mmホールを加工
引き出しの前側と前板を仮組みしたところ。仕上がりはこんな感じになる。
その反対側、引き出しの内側になる面。シリンダー錠が引き出し裏側から飛び出したり、逆に引っ込んだりしないように、ツライチを狙って加工する。加工部分の滑らかさが少し物足りないが、目立つ部分でもないため、これで良しとする。
引き出しのアリ組加工。斜めの部分は鋸で切り込みを入れる。トリマーである程度のところまで整えたら最後はノミで余分なところを削る。
仕上がり具合はこんな感じに。
上側2段の引き出し部材。赤矢印は引き出しの仕切り板用の溝。写真白枠部分、前後の板にアリ溝加工を行っていないのは、ワゴン本体に引き出しを仮組した後に、引き出し現物の幅に合わせて加工するため。スライドレールを利用すると、0.数ミリで誤差を吸収しなければならず、素人木工のプレカットでは組み立て精度の確保が難しい。
一番下の引き出し部材。長い板は現物に合わせてからカットする。矢印部分は、引き出しの仕切り板をはめる溝。1か所だけ、加工位置を間違ったため、埋木をして補正している。
3段目のみ、スライドレールを取り付けるための溝を加工する。この理由は次の写真で。
フルオープン仕様の3段引きスライドレールを利用した。一番下側の大きな引き出しはファイル等の収納で重くなることが想定されるため、単純な横づけではなく、引出し側レールに切り起しがある底付けタイプを採用した。ただ、単に切り起しの上に引き出しを乗せるだけだと、底の方に余計なスペースができてしまい、高さ的に引き出しを3段構成にできなくなる。そのため、切り起しを少しカットして、引き出し側板に埋め込ませる構造になるように、スライドレールの取り付け位置を工夫している。なお、この部分をカットしないと、厚さ14mmの引き出し側板をほぼ貫通してしまう。赤はカット前、白はカット後。

いったん、この段階で引き出し部材の製作はやめて、次の工程に移る。

昇降天板用の部材加工

天板を昇降させる仕組みも長女の時と同じ仕様で製作する。左右、前後2か所で天板を支えることになるため、まったく同じものを4つ作る。

昇降天板の支柱4つ分。こちらは、外側面。
1枚ごと、奥から内/外/内/外のような面で並べてみた。ジョイントコネクターを仮置きしているが、このようにコネクターの頭が表面から飛び出さないようにしている。突起物があると、机下から出し入れするときに机に引っ掛けたりぶつけたりするためだ。

このあとは、現物調整しながら加工を行う必要があるため、昇降天板の作業はここでいったん停止。

ワゴン本体を組み立て

作業工程を残すのを忘れてしまっていたが、組み立て前に加工が終わった部材を240番のサンドペーパーで仕上げて、オスモカラー/ノーマルクリアで塗装している。一部、ワゴン本体のフロント上部の角だけウオールナットで組み付けているが、この材だけオスモカラー/ウォルナットで塗装している。

ワゴン本体の底板。ワゴンがそれなりの重量になるため、合計6か所にキャスターを取り付けるための鬼目ナットを取り付ける。写真のキャスターは仮止め状態。写真矢印部分が一番下の引き出し底面に取り付けられて、動かしたとにワゴンが倒れないような役割を果たす。赤枠(後ろ側部分)にキャスターを取り付けていないのは、学習机下に収納するときに、学習机の最下段の棚にぶつからないようにするため。
次に、ワゴン本体の側板を取り付ける。直角用のクランピングスコヤを持っていないため、大きめの直角三角定規を使って、直角を維持しながらクランプで圧着する。直角を何度も確認する。
ワゴン本体を上下反転させ、底板(写真の上側)、天板(写真の下側)をコーススレッドで固定する。その後、丸棒の埋木を使って、表面を整える。
本体が組み上がった様子。こちらは天板側。矢印部分だけウォールナットを利用。
こちらは、底面側。矢印のところに一番下の引き出しに取り付けたキャスターが収まる。
側面側。前後、2か所で昇降天板を固定する。鬼目ナットを利用。

再び昇降天板部材の加工へ

設計図通りに加工を進めてはいるものの、素人の手作業のためどうしても0.5ミリとかひどい時は1ミリ程度のずれが発生してしまう。そこで、途中まで加工した材を現物に固定して、その上でさらに追加加工する板の墨線付けを行うことで、これらの誤差が目立たないように、また可動部分がスムーズになるように加工できる。工程が複雑になるけれど素人木工ではおすすめのやり方だ。

ジョイントコネクターで昇降天板の支柱部分をワゴン本体に固定する。このとき、支柱両サイドのわずかなすき間が両サイドで同じようになるように固定するのがポイント。その後、ワゴン本体に載せてある赤い部材に加工する部分(白矢印)を墨付けする。
前の写真で赤矢印を付けた部材を加工する。鋸で線に沿って切り込みを入れた後、ボール盤+フォスナービットを使って相欠き加工を施す。フォスナービットの中心部の加工跡は目に見えない部分のため問題ない。
支柱と天板用の幕板を固定する。うっすらと赤い板が見えるのは・・・
天板支柱を一番低くなる位置に仮セットしたとき、天板部分の幕板とのスペースがわずかにできてしまった。そのままでも使用には差し支えなかったのだが、わずかなすき間が気になったため、4か所とも赤い色の板(樹種は忘れてしまった)をはめ込んで、これも「アクセント」として装飾をお行った。
この赤色の板は表面から少しはみ出してしまっているため、プランジカットができるストレートビット使ってトリマーで表面をツライチに整える。

再びワゴン本体の加工へ

ワゴン本体の側板は、”本体に固定される部分”と、”天板昇降と一緒に可動する部分”とに分離されているため、このままだと側面側に隙間ができてしまう。側面をきれいに見せるために、厚さ4mmのMDFボードをワゴン本体の内側に取り付ける。

左側のようにワゴンの内側にMDFボードをはめ込む。このMDFボードも現物に前後からはめ込んでみて、サイズ合わせ・カットを行う。正確にワゴン本体を作ったつもりでも前後で0.数ミリの誤差が発生しているためだ。右側も同じように加工する。
矢印部分がワゴン内側に固定したMDFボード。ワゴン本体の内側にぴったりとくっつける。MDFボードはいずれ割れたり欠けたりする可能性もあるため、修理が可能となるように接着剤は使わずにねじ止めにする。

スライドレールの取り付け

ワゴン本体がほぼ出来上がったためスライドレールを取り付ける。なお、この時点では、ワゴン本体の背板は取り付けていない。背板があるとスライドレール取付や引き出し位置の微調整などが行えなくなるからだ。

天板と引き出しのすき間が前後で一定になるように、矢印のように幅が一定の角材を置いて、レール位置を決める。写真のワゴンは横向きに寝かせている状態。
先ほど取り付けたスライドレールが一番上(①)となり、2段目の引き出し(②)の位置にスライドレールを固定する。①のときのように同じ厚さの板(矢印部分)を仮置きして、前後のスペースが同じになるように、すなわちレール同士が平行になるように位置取り・固定する。
最後に、一番下、3段目のレールを取り付ける。①の時と同じように、角材を今度は底面側にあて、底面と並行になるように位置取り・固定する。前述のとおりスライドレールの切り起し位置を考慮して、引き出しの側板は加工済である。

これらの作業を左右両面、同じように行う。地味な作業だが引き出しの水平/平行や取り付け後の見栄えを確保するためにも重要な作業だ。

またまた引き出しの加工へ戻る

スライドレールを取り付け終わったら、レール内側面の内寸を図り、引き出しの前後部分の寸法を現物と合わせて確定させる。先にすべてのアリ組加工を完了させてしまうと、現物と合わせたときに、0.5ミリ程度のすき間があっただけでレールが動かなくなったり、引き出し自体が取り付けられなくなったりするためだ。

引き出しの1段目と2段目。底板は厚さ4mmのMDFボード。これも壊れたときに交換ができるように、接着剤は使わずに取り付ける。手前側が引き出しの前面になる。1か所だけ矢印表記しているが、この幅を現物に合わせて加工することが重要となる。
こちらは一番下、3段目。やはり、矢印部分の長さ=引き出しの幅を現物にぴたりと合わせることが重要。

もちろん、学習机を製作した時のようにスライドレールを使わなければ、0.数ミリ単位でサイズ調整する必要はない。

ワゴン本体に引き出しを取り付ける

スライドレールを正確な位置決めのもと取り付けてはいるが、さらに引き出しを取り付ける際も左右の平行度合いや、すき間が均等にできることなどに気を使いながら引き出しを取り付けていく。

ワゴン本体を上下反転させて、一段目の引き出しから取り付ける。ワゴン天板に写真のように厚さ3mmの定規を置いて、その上に引き出しを置きレールに取り付ける。写真にはないが、右側にも同じ厚さの定規を置いている。これにより同じすき間を確保して取り付けができる。なお、引き出しは白線の部分がツライチになるように取り付ける。
レールに引き出しを固定した後、前板を取り付ける。裏からビス止め。
1段目と同じように定規で一段目の引き出しと一定のスペースを確保しながら2段目を取り付ける。
後ろ側から見た様子。白の矢印は厚さ3mmの定規でスペースを確保。結果として赤矢印の部分は5mmぐらいのスペースとなっている。
3段目の引き出しの底板にキャスターを取り付けるための角材(ずっと前の工程で切り離したもの)を両面テープで固定し、クランプで固定できる位置にずらして、ビス止めする。
裏から見た様子。矢印のように引き出しは前後に動かす。
引き出しをワゴンに収納したとき、このようにぴったりと収めることができる。また、引き出しを引っ張り出しても、このキャスターが引き出し自体を支えるためワゴンが倒れることもない。
スライドレールが取り付けられた引き出し
フルオープンの3段レールなので、奥まで出し入れが簡単
3段目のいちばん大きな引き出し。強度を確保しつつ、ファイル類が取り出ししやすいように白枠部分を取り除いた構造にしている。前板部分まで浅くなると、前板が反ったり割れたりする可能性があるため、この部分は高さを前板にそろえている。
最後に背板(矢印)を溝に沿って差し込み、ジョイントコネクターで3か所固定する。これでワゴン本体は完成。背板に開けた丸穴は、引き出しを閉めるときに空気を逃すためのもの。
引き出しの仕切り板。余ったMDFボードを有効活用する。

完成披露!

8月初旬に作り始めて、完成したのが9月下旬。およそ1.5カ月かかって完成した。

全体の外観。天板は一番下の位置にセット。引き出しに取手をつけずにすっきりとしたフェイスに仕上げた。これだけ大きくても、学習机下にぴったりと収まる。
昇降天板を一番上にセットした状態。5段階で高さを調整できる。5段階のどの高さでもデスクの天板と高さをそろえることができる。
昇降天板を取り外して裏側を見た様子。ジョイントコネクターで固定しているが、天板が収縮/伸長しても割れないようにコネクタの取り付け穴は長穴形状にしている。
1段目と2段目を引き出した様子。仕切り板は位置を変更できる。長さ550mmのスライドレールを利用したため、たっぷりと収納できる。
3段目。このようにフルオープンにしてもワゴンが前かがみに倒れることはない。もちろん、仕切り板も位置を変更できる。

製作費用

木ネジやジョイントコネクター、塗料、小さな木材(赤いやつ)などは消耗品扱いにして合計金額に含めていないが、おもにタモ無垢板/集成材、金具等のコストを中心にまとめてみた。

材料用途数量価格
(円)
購入方法コメント
タモ集成材ワゴン本体1セット6,260マルトクショップワゴン本体の天板 1枚
ワゴン本体の底板 1枚
(サイズが少し異なるが同じ価格が2枚)
タモ集成材ワゴン本体1セット4,980マルトクショップワゴン本体の側板
タモ集成材昇降天板の支柱1セット2,320マルトクショップ昇降天板を支える支柱で、4つ分加工した
タモ無垢材昇降天板の幕板1セット1,400マルトクショップ天板すぐ下に取り付けたもの
タモ無垢板昇降天板の天板部分17,050マルトクショップ大きな無垢材だけに最も高価な木材となった
タモ無垢板引き出し前板1セット4,540マルトクショップ無垢板だけに小面積の割には高い
ウォルナット無垢板ワゴン本体1360マルトクショップワゴン本体前面の上側に付けたもの
スライドレール引き出し22,500Yahoo!ショッピングHAFELE(ハーフェレ) FL28シリーズ 422.95.955 長さ550mm 耐荷重28kg/組 脱着可能/横付式
スライドレール引き出し11,740Yahoo!ショッピングHAFELE(ハーフェレ) FL35シリーズ 422.30.955 長さ550mm 耐荷重35kg/組 脱着可能 底面ネジ止め
双輪キャスター31,737モノタロウ東信製作所 双輪キャスター Uタイプ(ボルト取付) U40-B M8×P1.25
双輪キャスター32,217モノタロウ東信製作所 双輪キャスター ボルトタイプ ストッパー付 (Uタイプ) US40-B M8×P1.25
シリンダー錠引き出し12,243モノタロウスガツネ(LAMP) 面付シリンダー表示錠 2200型 2200-24-B 150-060-413
ラジアタパイン集成材引き出し1セット約3,000ドイト厚さは14mm。
残念なことにレシートを紛失のため、おおよその価格
MDFボード引き出し、ワゴン本体1セット約1,000ドイト厚さは4mmと5mm。
残念なことにレシートを紛失のため、おおよその価格
合計41,347
デスクワゴンの製作費用

長女のデスクワゴンが約32,000円ほどだったため、それと比較すると少し高価格になってしまった。引き出しが一段増えたことと、奥行きも50mm程度長くなっているためだと思う。市販品の突板ではなく無垢材のデスクワゴンと比較しても安く仕上がっているとは思う。使用したシリンダー錠やレールもこだわって選んだものだし、自分で作ったことで、部材ごとに修理しやすい構造にもできている。

細かいところに着目するともう少し精密さ・きれいさを確保しながら仕上げられないかなーと思うところもあるが、素人が作った割には立派なものができた。

早速長男は、1段目の引き出しに自分のものを片付けて鍵をかけていた。長女の時もそうだったが、鍵があるとうれしいらしい。ほんとに待たせてごめんよ。

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