全員ナイスラン。素晴らしい一日でした!
4月に、職場の先輩から [職場対抗] 駅伝大会へのお誘いを受け、数年前に同じ仕事で苦労していた仲間たちと一緒にチームを形成して今大会に出場してきた。タイトルが [職場対抗] となっているが [ ] には職場名が入る駅伝大会で、春季/秋季の年2回の開催、1987年から始まり今回が第87回となる伝統のある大会のようだ。直近の2年ぐらいはコロナ禍の影響により中止になっていたようだが昨年の秋から復活しており、5類への移行も完了したたということで、過去に出場経験のあるメンバーがチーム再結成を行い、その1メンバーとしてお誘いを受けた次第だ。
この大会の存在自体は少し前から知っていたのだが、初めての参加でありどの程度のレベルかもよくわかっていなかった。先輩の話によると上位層はガチ組ばかりらしく、特に今回のようにコロナ禍明け直後に出場してくるチームはそれなりに速いチームばかりじゃないかという予想。事前の情報では、149チームがエントリーしていたため、私が「50位以内を目指しますかね」と言ったら「それも厳しいかもよ」ということだった。確かに、***陸上部、****駅伝部等の名称のチームが存在しており、過去のマラソン大会でも見かけたのぼり旗のチームもいたりして、本格参戦のチームも見受けられた。コロナ前には400チーム近くが参加したこともあったらしく、今回の149チームはかなり少ないらしい。
どんな大会
5人で12.4kmを走るため競技時間は約1時間程度なのだが、事前の大会準備、参加エントリーから表彰までシステマティック?な運営が確立されていて、冒頭にも記載した通り1企業のレクを超えた本格的な大会そのものになっている。募集要項・大会概要資料から一部抜粋してどのような大会なのかを簡単にご紹介。
大会当日の朝は
9時20分ごろ現地集合の時間に合わせてその日の行動を開始。マラソン大会に比べるとのん気なもので、なんと7時30分ちょっと前に起床。あまりにも遅すぎないか。朝食は、今、はまっているパスコのあん&ホイップドーナッツ1つのみ。42km走るわけではないから超テキトー。テキトー朝食後に1回目の大。ちょっとおなかが緩く、準備中にも2回目の大。ま、家にいる間にたくさん出てくれることはいいことだ。ちなみに、この日の体重は60.5㎏。3月の東京マラソンから早くも2㎏以上の体重増。夏場は体重が増えやすい傾向にあるため、ちょっと要注意だ。これはまずい。
8時15分ごろに自宅を出発し、電車で現地に向かう。電車に乗っているときも少しもよおしてきて、降車駅で3回目の大。結果的に当日朝はこれが最後の大となった。天気予報は半分当たって、現地駅前に着いた時には曇り空。雨も上がっており、暑くもなく寒くもなく絶好のコンディションで走ることができそうな感じだった。しかしながら、陸上競技場へ到着したあたりから、次第に雲が厚くなりはじめ、薄暗い感じになってくる。今にも雨が降り出しそうだ。
大会の模様
スタート時刻前は雨が降っていなくて、このまま降らずに最後まで持ってほしいことを祈るばかり。149人のランナースタート地点に並び、「スタート10秒前」のカウントダウンが始まり、11時ちょうどにスタート!
残念なことにスタート後、しばらくたって小雨/霧雨になってしまい、一時的に雨らしくなった時間もあり陸上競技場は完全にウェット状態へと変わっていく。私が5区で走る時間には滑りやすくなっていた。
1区:2.8km
2区:2.4km
3区:2.4km
4区:2.4km
5区(アンカー):2.4km
いよいよ5区アンカー。私が出走します!しかしながら、現在我がチームは何位を走っているのか、全くわかりません!!
スタート - 1km
中継地点でトラックの状況を確認したところ路面は完全ウェット状態で、思いっきり蹴り上げて走るとツルっと行くのは確実。後ろに脚を流さないように走らないとやばそう。しかもトラックとロードとの間にある芝生の部分とレンガ(ですかね)が敷いてある部分が滑りそうなため、ここは慎重にいかないと。
4区のI選手から襷を受け取り、いよいよスタート。襷を受け取るのって、高校2年生の秋の県駅伝大会以来かも。襷を締めて、先端をランパンの中に固定して、さあペースアップ。後ろからすごく早い人が近づいていることがわかり、その足音がだんだん大きくなる。このままペースを維持しても後半確実にやられると思い、500メートル地点付近で若干スピードを落とす。ここでよく自制できたなと思う。1km折り返し地点手前でこのランナーに追い抜かれる。
1 - 2km
最初の1kmのラップが3分45秒。そんなに無理していないじゃないかと思いつつも、私を追い抜いて行ったランナーについていかずに、しかしながらあまり離されないように踏ん張る。今振り返ると、少し無理してでも並走してもよかったのではと思うところはある。同じ場所を走る駅伝のため、4区を走っているランナーを数名追い抜いたことは覚えているのだが、私と同じ黄色ゼッケンの5区ランナーはあまり追い抜くことができなかった。3,4人ぐらいは追い抜いた記憶はあるのだが、それだけ上位層は速いってことかな。この区間のラップは3分39秒。もうちょっと頑張れたような気もするけど、、、。
2km - ゴール
残りは競技場1周、400メートル。路面は滑りやすくガンガン攻め込めない。滑らないことだけに気を使って、なるべく蹴らないような走り方(うまく表現できない)でラストスパート。400メートルが長い長い。私の区間タイムは8分46秒。我がチームが何位でゴールしたのかわからないし、区間順位もわからないまま、無事私たちの大会は終了した。おつかれさん!
ゴール後
いつものマラソン大会だと、ゴール直後に写真を撮ることができないのだが、今回は出走済のチームメンバーがスマホを持っていたためチーム5人で記念撮影をすることができた。この後は、これ以上、天気が崩れることは無くて、お昼過ぎに現地を切り上げるころには曇り空に戻っており、安心して!飲み会予約のお店まで歩いていくことができた。
データで振り返る第87回 [職場対抗] 駅伝大会
わずか2.4kmではあるが、自分自身の走りについてデータを見ながら振り返りたい。
次に向けて
2.4kmのみのランだったが、超集中的なポイント練習にもなったし、大会も大会後の飲み会も楽しく過ごすことができ、個人的に大満足の一日になった。東京マラソン後から完治していない謎の右足裏痛が、短距離だったこともあり発生しなかったのは良かった。5kmぐらいの距離があったら少し気になっていたかもしれない。
マラソン大会もそうなのだが、たとえ知らない人であっても一緒に走ると、なぜかいつもと同じペースで走っていても感じるきつさが緩いというか、きつくないというか、楽に走ることができるのはなぜなんだろうと思う。冬場には2kmインターバル走もやってたけど、同じような2km走でも感じるきつさが全然違うんだよね。
2023年秋(冬?)に予定されている本大会にも出場する機会があれば、またチームメンバーと充実した一日を楽しむことができたらと思っている。東京マラソン後の振り返り・決意も忘れずに長年達成できていない個人目標もクリアできるように、日々頑張っていきたい。
最後になりましたが、今大会にお誘いいただいた先輩・チームメンバーの皆様、このような素晴らしい大会を企画/開催し続けてくれている大会関係者の皆様、本当にありがとうございました。
公式記録(2023年5月25日更新)
後日、公式記録がチーム代表者を通して共有されてきた。149チームエントリ、148チーム出走で、順位や総合タイムは速報の通り(23位)だが、区間ごとの詳細がリスト化されていた。我がチームはどの区間も大きなブレーキもなく予想以上の好結果であったことから、チームメンバー共々、次回のさらなる好結果に向けて欲が出てきた感じだ。
私は区間5位。まだまだタイムは削れるんじゃないか!? 一人追い抜かれてしまったのが悔しいが、秋・冬のマラソンシーズンに向けたトレーニングの成果を、次回大会にも発揮できる機会があるとうれしい。ぜひ、お誘いよろしくお願いします!
以上です。